■ 10月
第69回昇段審査会&基礎理論講座



10月3日(日)、神奈川県立武道館において第69回昇段審査会と日本テコンドー基礎理論講座が実施されました。
  
昇段審査は、30名が受験しました。
受験者の大部分が、大変、緊張しており、普段どおりの実力が発揮できなかったようです。

審査官・河明生宗師範は、
「いかなる時も平常心で望み、自分の実力を発揮できる精神力の涵養が課題です」と実技審査を講評し、
 
「昇段後、黒帯をしめた後も謙虚な姿勢を忘れないでほしい。所属道場内での和を尊ぶことを最優先し、
色帯の模範となり、後輩から慕われるよう努力して下さい」と受験者を励ましました。

基礎理論講座は、約70名が受講しました。
来年以降、昇段審査の受験を予定している受講者は、みな真剣なまなざしで参加しました。
 
JTAは、昇段審査および昇級審査において論文審査を課したパイオニアです。
昇段という武道家の節目において論文を書くにあたり、白帯から今日までの「テコンドー人生」を振り返り、
JTAの道場で学んだテコンドーの基礎的な技術を正しく整理し、修行者としてのスキルアップをはかり、
のみならず指導者としての技術をも高めてほしい、それが本講義および論文執筆の趣旨です」