2月12日(日) 写真
全日本学生テコンドー連盟合同練習が横浜市立大学にて、武田師範の指導の下行われました。
関東の学生が集まっての練習は今回が初めてでしたが、約70名が参加し、
体育館一面がテコンドー胴着で埋まりました。
まず始めに、蹴りの移動稽古を行いました。かかと落とし、横蹴り等テコンドーらしい
直線的な蹴りと、回し蹴りや後ろ回し蹴り等の回転を用いる蹴りを
一つ一つ確かめるように蹴っていました。いつもより人数の多い状態での練習に、
皆緊張の面持ちで真剣に取り組んでいる様子が伺えました。
次に、5人一組に分かれてのミット蹴りを行いました。
普段とは違う雰囲気で、一本一本集中して蹴っていました。
その後、防具をつけての研究組手は1、2部と3部と女子に分かれて、
一種類ごとに回転して相手が変わるという方式で行われました。
かかと落としや、接近した所からの飛び後ろ横蹴り等実践的な内容でした。
内容が決まったものの後に乱取りを行いました。
練習とはいえ、試合ではライバルになる者同士、真剣勝負で技を競い合っていました。
最後に横浜市立大学、神奈川大学横浜校、神奈川大学湘南校の3校から、
5人ずつ代表が出ての交流試合が行われました。
それぞれ自分の学校の代表選手に声援を送り、それに答えるように
熱い試合が行われました。
特に、各校の主将同士の対決は白熱していました。
練習後は懇親会も行われ、交流も深められた有意義な一日であったと思います。
神奈川大学横浜校主将 小松
今回の合同練習は横浜市大、神大共にとてもよい刺激になったと思います。
普段は試合でしか見る事の出来ないライバルの練習する姿を見て自分ももっと頑張ろう、
もっと強くなりたいと改めて感じました。この気持ちをそのまま残してこれからも練習をして
上を目指して行きたいと思います。
今回指導をしていただいた武田師範、岩下コーチ、趙指導員どうもありがとうございました。
神奈川大学湘南校主将 藤巻
初の合同練習となった今回の神大と市大の交流。練習でもミットの持ち方などで各大学に差異があったように見られたが、皆目標は同じで、美しい蹴りを師範に見せれるようになることである。
常に向上心を持つ事は不可欠であるが、それだけでなく、人と人が相対する事で感じた事を素直に伝え合う事が大切だと感じた。自分だけでは伸びにくい成長過程も、部員、師範、等自分以外の「人」が居るから肉体的にも精神的にも強くなれるのだ。
そういう意味で今回の交流会の意味は大きかった。
何よりも楽しみにしていた飲み会。皆が自分をさらけ出す事でより深い交流が出来たと思う。これからも互いにライバルであると同時に人間としても成長し合える関係を築いていきたい。
横浜市立大学主将 鈴木
学生同士の輪を広げる良い機会でした。普段、やらない人と共に練習することは、いつもと同じメニューをするにしてもとても新鮮でした。
また自分の学校とは一味違う蹴り方やミットの持ち方を見る事も出来、大いに刺激を受け、テコンドーの楽しさを再確認できる一日でした。
練習後の食事会でも、皆学生と言う事で話も弾みました。どんな仲間だ自分と同じ格闘技をしているのか分かると、試合に対するモチベーションも上がるので、こういった交流の機会は来年、再来年も行っていきたいです。
試合結果
横浜市大×神大平塚
第一試合
中村 寛 ○ × 合田直紀
第二試合
羽野博之 ○ × 粟尾友貴
第三試合
鈴木明斗 ○ × 藤巻大仁
第四試合
青木宏薫 引き分け 高際信弥
第五試合
上田義和 引き分け 中牧大地
神大横浜×神大平塚
第一試合
石関友也 ○ × 合田直紀
第二試合
白鳥裕介 × ○ 粟尾友貴
第三試合
石垣 翔 引き分け 坂本洸巳
第四試合
小松裕弥 ○ × 藤巻大仁
第五試合
落合 淳 引き分け 斎藤健
横浜市大×神大横浜
第一試合
中村 寛 ○ × 石関友也
第二試合
羽野博之 × ○ 白鳥裕介
第三試合
上田義和 引き分け 石垣 翔
第四試合
鈴木明斗 引き分け 小松裕弥
第五試合
趙 哲来 引き分け 田村理一