JTA横浜鶴見支部所属の河島勇太(JTA初段。平成18年昇段。東大法学部卒)が、
平成19年度司法試験(裁判官・検事・弁護士の資格試験)に合格しました。
おめでとう!
文武両道を志向する日本テコンドー協会有段者第1号の法曹誕生に、
師である武田敬之師範も大喜び。さっそく河会長に報告した。
河 明生会長も
「各界で活躍する有為な人材を輩出するのも社会武道教育団体を志向するJTAの使命。
JTAへの組織改革後、6年目で、
JTA有段者の中から司法試験合格者を輩出するのは、まことに喜ばしい限りだ。
河島君には、正義を尊ぶ法曹を志して欲しい。
本人にも祝福と同時に激励したのだが、裁判官を目指して欲しい!、と。
弁護士は裁判官を退官後もできるが、
裁判官は、多少の例外はあるにせよ司法修習修了時の任命が常。
将来できることは後回しにしても、今しかできないことを優先すべきではないか!と。
私が裁判官を薦めるのは、
近々、陪審員制度が開始される中、裁判官の意識改革が重要だと確信しているからだ。
陪審員制度は、法律の素人=市井の人々が裁判に影響を与えるわけで、
古参の裁判官は、かなり戸惑いと混乱があるはず。
若い感性とJTA武田道場での武道経験が、陪審員制度で大いに役立つと思う」
と我がことのように熱く語っておられました。