■ 2月  2007年
K−1WORLD MAX JAPANの超新星・尾崎圭司誕生!



2007年2月5日、
「テコンドー界最強」にして「テコンドー界の彗星」たる
尾崎圭司(JTA湘南平塚・辻堂支部長)が、
K−1 WORLD MAX・JAPANに初出場して大活躍し、
優勝こそ逃しましたが、3位入賞を果たしました。

初戦の対戦相手は、
シュート・ボクシングのスターであり、
現役チャンピオンの宍戸大樹選手。

1ランドにダウンを奪い、
2ランドでも、ダウン寸前まで追いつめ、
判定3対0で完勝しました。
この熱戦は、瞬間視聴率第1位に輝いています。

準々決勝戦の対戦相手は、
2006年度K−1WORLD MAX・JAPANの覇者であり、
プロキック・ボクシング界のスター選手でもある佐藤嘉洋選手。
事実上の決勝戦といえるでしょう。

しかし、尾崎は、
この強敵相手に一歩も引きませんでした。
身長差15cmなどの体格的ハンディをものともせず
前に前に突き進みながら果敢に攻撃する
尾崎圭司の勇姿は、
怒濤の尾崎コールで盛り上がった試合会場の観客はもちろん、
TBS系列でテレビ観戦した全国の格闘技ファンを魅了しました。

とくにJTAのお家芸ともいえる
一瞬の隙をついた蹴美(華麗で力強い蹴り)の後ろ回し蹴りは圧巻でした。
試合会場を騒然とさせました。
前足でのひねり蹴りも、絶妙でした。

チームドラゴンの前田憲作氏から学んだバックブローも
鬼気迫るものがあり、
真剣勝負のリアルティで観客を魅了しました。

ご存じのように尾崎の試合は、
全国のTBS系列のテレビ局でノーカット放映されました。
TBSが、
今後の尾崎の活躍に期待しているからに他なりません。
だからこそTBSは、
尾崎圭司を
「K−1 WORLD MAXの超新星」
と最大級の賛辞で紹介していると思われます。

しかし、尾崎は人気だけの選手ではありません。
叩き上げの実力派テクニシャンです。

準決勝戦の結果は、
0−3の判定負けでしたが、
内容的には惜敗と言えるでしょう。
試合終了後、佐藤選手が尾崎の強さを認め、
非常に丁寧な礼をしたことでも明らかです。

しかし、尾崎の敗因は、
ローキックが効いていたからではありません。
尾崎自身が、試合後の河明生会長に対し、
「ローキックは効いていませんでした。
 スタミナが切れてしまいました」
と報告しているように、
「スタミナ不足」といえるでしょう。

しかし、K−1初参戦であるにもかかわらず、
宍戸選手や佐藤選手のような
日本のプロ打撃系格闘技を代表するチャンピオンであり、
所属団体の看板選手であり、
優勝候補でもある強豪相手に、
フルラウンド一歩も引かず打ち合ったのですから
やむを得ないともいえるでしょう。

かつて日本の打撃系武道団体出身者で、
母体の武道団体の現役支部長を兼任しながら、
ここまで上昇した選手は、
総本部が日本にある極真空手を含めても、ただの一人もおりません。

JTAは、
ITFから分離し、組織改称後、僅か5年で
尾崎圭司という最強戦士を輩出したことを誇りに思います。

尾崎圭司は、
JTAが普及するフルコンタクト・テコンドーこそが、
テコンドー界最強の武道テコンドーであることを、
K−1WORLD MAX JAPANという大舞台で証明したのです。

みなさん!
尾崎圭司は、確実に進歩する最強戦士です。
今回の大活躍で、
4月の「K−1WORLD MAX世界対抗戦」に選抜される可能性があります。
仮に選ばれた場合、
尾崎圭司の応援をよろしくお願いします!!


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