■ 6月  2007年

尾崎圭司、6/28・K−1・MAX試合結果

 K-1・MAX世界戦オープニングマッチ第3試合。
 尾崎圭司は、パク・ウィング・ヒョン選手と対戦しました。

 試合の詳細は、格闘技ウェブマガジンGBR参照

 3Rのフルラウンドの激戦終了後、
 判定となり、
 30−28、30ー29、30−30の2対0で
 尾崎の勝利が宣言されました。
 
 試合会場の日本武道館は、
 K−1・MAX世界戦開幕式を開始し、
 激戦が展開されました。

 しかし、全試合終了後、
 対戦選手側から審議委員宛に異議申し立てがあり、
 それにもとづいてビデオ裁定をした結果、
 「判定はドローに修正された」
 との通達がありました。

 3R目は尾崎が明らかに押していたので、
 3R終了後、延長戦を実施してもらえれば・・・・
 という悔いは残りますが、

 当日は、午後9時からK−1・MAX世界戦のTBS系列全国放送を控えており、
 やむを得ないことだった思われます。

 審判団から再戦の要望があり、
 尾崎自身も
 「KO決着!」
 を望んでおり、再戦が実現しそうです。

 ドローという結果になりましたが、
 オープニングとはいえ(僅か3試合)
 世界で最も打撃系格闘技競技人口が多いといわれているミドル級の最高峰、
 かつ世界で20名程度しか選ばれない
 K−1・MAX世界戦のリングに、
 
 われらの尾崎圭司が、
 今まで「弱い」と言われていたテコンドー界を代表して選抜され、
 世界の強豪と互角以上の勝負をしたという事実は、
 前向きに評価できると思います。

 尾崎もここまで上昇すると、
 今後の対戦相手は、すべて「世界の強豪」ということになります。

 後1勝。
 この世界の壁が破れるかどうかが、尾崎圭司の課題なのです。
 これから戦う1戦1戦のすべてが、背水の陣でなければならないのです。
 
 日本テコンドー協会会員および尾崎ファンの皆様の応援無くして
 尾崎が世界に羽ばたくことはできません。
 今後とも尾崎圭司をよろしくお願い申し上げます。