■ 8月  2009年

尾崎圭司、KRUSHグランプリ出陣直前インタビュー

(質問1) 8月14日に、KRUSHライト級グランプリが開幕します。
      1回戦の対戦相手も強豪の山本元気選手(全日本スーパーフェザー級第1位)
      に決定しました。
      K−1 MAX JAPANの70kg級から10kgも落としての参戦ですが、
      現在の体調と心境はどうでしょうか?


(尾崎)減量は順調で理想通り落ちています。70キロの時と比べて、
    ドンドン体にキレが出てきました。早くリングの上で新しい尾崎圭司を見てほしいです。


(質問2) 過去対戦したK−1 MAXの強豪達は、身長で180cmを超え、
      体重はもともと80〜90kgであり、それを減量しての参戦だったので筋力的に
      パンチも蹴りも重かったと思います。
      他方、尾崎選手は、得意の蹴り技はもちろんボクシング・テクニックも磨き、
      筋力強化をはかることでパワーアップをはかり、体格差を克服しようとしました。
      今回は、10kgも軽い階級に変更するため、比較的小さなライト級の対戦相手
      にとって尾崎選手は脅威になり、立場が逆転するかのように思えます。
      しかもK−1MAXでのキャリアもある。
      下馬評では優勝候補と呼ばれていますが自信の程をお聞かせ下さい。

(尾崎)70キロの時に一番苦しんだパワーに悩まされる事がなくなるのが嬉しいです。
     これで、パワーに押される事なく、バンバンテコンドー技を出せます。
     今回のトーナメントはハッキリ言って強豪しかいません。ですが、
     優勝することしか考えていません。優勝する自身は100パーセントです!


(質問3) ミドル級からライト級への変更は、いつ頃から考えて準備していたのですか?
       やはり目指しているのは、K−1ライト級王者なのでしょうか?

(尾崎)K−1ミドル級の時にもっと軽い階級があれば、もっと会場を沸かせて、
    喜んでもらえる闘いができるのに・・・といつも考えていました。
    もともとベストが60キロだったので。今回このような話を頂いて、
    本当の尾崎圭司を見せれるチャンスたと思い、すぐに用意しました。
    このトーナメントの話をいただいたのは6月の終わりだったと思います。
    ミドル級のことはもう考えていません。今は「ライト級王者になる」ことだけ!
    それ一本しか考えていません。



(質問4) 今後、ライト級という新しい戦場における「新生・尾崎圭司」の戦い方の
      イメージはありますか?


(尾崎)K−1MAX等での70キロ時代以上の足技です!
    本当のトルネードを見ることになると思います。リングサイドで見ているアナタ、
    巻き込まれないように注意してください(笑)


(質問5) 尾崎選手の2007年度K−1MAX・JAPAN3位入賞等により、
      「テコンドーが強い」ことが実証されたのは史実ですし、
      多くのテコンドー家が胸を張ることができるようになりました。
      現在も、K−1 MAX挑戦時、同様の「テコンドーの強さを証明する」という
      使命感はありますか?


(尾崎)チームドラゴンの門を叩いたのは「テコンドーの強さを証明する」為です。
    今もその気持ちは変わっていません。
    そしてこのトーナメントで「証明する」が「確信」へと変わるでしょう!!


(質問6) 日本テコンドー協会会員に一言お願いします。
       他流派のテコンドー家の尾崎ファンにも一言お願いします。


(尾崎)本当の尾崎圭司の戦いがココから始まります。
     新生尾崎圭司を応援よろしくお願いいたします。