日本テコンドー協会入門希望者の皆様へ
日本テコンドー協会
会長 河 明生
日本テコンドー協会(JTA)公認ウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
JTAは、前身団体創立以来、20有余年にわたり、日本にテコンドーを普及してまいりました。
JTAは日本のテコンドー界のパイオニアを自負しております。
一、入門の手引き
JTAは「それぞれの目的にそったそれぞれのテコンドーを」指導者方針としております。
JTAは、性別や年齢、武道やスポーツ経験を問わず、一般市民の皆様の入門を歓迎します。
入門希望者の皆様がそれぞれ該当するアンダーライン箇所をクリックして下さい。
社 会 人 → 武道初心者・男性、武道初心者・女性、武道経験者・男性、武道経験者・女性
学 生 → 大学院生、大学生、専門学校生、大学浪人、各種資格受験生 、就職浪人
学生・園児 → 高校生・保護者、中学生・保護者、小学生・保護者、未就学児・保護者、
その他 → 全日本大会出場希望者、JTA支部長希望者、プロ格闘家、武道家、各種専門家
Q、JTAには、どのような動機と抱負をもった方々が入会しているのか?
参考までに、次の特集を参考にしていただければ幸いです。
<JTAのシステム>
二、JTAの特長
<JTAの財政問題>
JTA支部道場内で求められるのは、社会生活上、必要最低限のルールの遵守、礼儀や言葉遣いです。
JTA支部に入門する場合、入門願書を提出(写真1枚添付)し、
JTA年会費、
所定の入会金、
所定の支部月会費を収め、
郵便貯金通帳とその届出印、
JTA指定道衣を購入して下さい。
入門者は
昇級審査や昇段審査の受験、地方大会や学生大会への試合参加、その他各種行事へ参加できます。
JTA支部に入門し、所定の月会費6500円を納めれば、すべてのJTA支部への出稽古が可能です。たとえば、1週間に5回稽古をしたとしても追加会費は必要ありません。
また、岡山支部所属の会員が、東京・横浜観光に来て近隣の支部に出稽古することも可能です。
JTA各支部は、入会金、会費、本部からの各種援助などで運営されています。
諸経費は支部毎に若干異なりますので、入門希望の支部に直接問い合わせて下さい。
テコンドーの魅力は華麗な蹴り技です。
しかし、一部の打撃系格闘技者は、「あの軽い蹴りで本当に敵を倒せるのか?」と冷ややかにみている者もいます。
比較的平和な日本で果たして敵を倒す必要性があるか否かは議論の余地があります。
けれども、武道を習得する目的が、「強くなりたい」という深層心理の反映である以上、
「軽い蹴り」=「弱い」と言われてだまっているわけにはまいりません。
そこで創始したのが、JTAの蹴美です。蹴美は「華麗で美しく威力のある蹴り」を意味します。
華麗な蹴りであり、しかもその蹴りが重いのであれば、冷ややかにみられることはありません。
たとえば、JTA師範・盛島一盛(品川支部・新宿支部)は、第14回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会(開催地 東京・後楽園ホール)での師範試し割演武の際、ブロック3枚を跳び後ろ横蹴りによって一撃で粉砕しております。当日の約800人の観衆のどよめきは尋常ではありませんでした。
軽い蹴りでは、ブロック3枚を一撃で割ることはできません。
JTA現役選手の中、蹴美の完成度の高い華麗な蹴り技の名手の一部をあげれば、
師範代・妹尾将吾(岡山支部、神戸支部)、正指導員・小川浩平(東京城南支部)、
正指導員・井上鉄朗(千葉船橋支部)、正指導員・渡辺真希(岡山支部、神戸支部)、正指導員・古谷知也(高知支部)、
斉藤 健(神奈川大学湘南支部)、植田博和(東京江東支部)、などです。
また、師範・武田敬之(川崎・横浜鶴見)の蹴り技、師範代・仮屋山敏志(横浜白楽支部、横浜戸塚支部)のかかと落とし、正指導員・西谷信一郎(東京大森支部)の跳び蹴り
などは一見の価値があります。
しかし、だからといって蹴美を修得できなければ黒帯にはなれないというわけではありません。
明確な目標のない武道やスポーツは、目的地を定めず海洋図をもたない無計画な航海に似ています。
船長(JTA会長)は船員(JTA会員)に対し、船はどこをめざしており(蹴美の修得をめざしてほしい)、いかなる航路で(研究組手、約束組手などの指導方法)、何日かけて航海するのか(2〜3年程度で昇段するのか)を明示しなければならないはずです。
しかし、理想と現実にはギャップがあります。
だからこそJTAは「それぞれの目的にそったそれぞれのテコンドーを」指導者方針としております
会員各自のレベルに応じた蹴美を目指してほしいのです。
重要なことは、会員の皆様が「蹴美をめざす」という目的をもち、テコンドー・ライフでもモチベーションを高めてほしいのです。目的の設定とモチベーションの強化は人間をあらゆる意味で進化させるからです。
たとえば、高校球児が「甲子園をめざす」、大学陸上選手が「箱根駅伝をめざす」から厳しい練習に耐えられます。しかし、現実は一握りの人しか出場することはできません。
けれども出場できなかった人々のプロセスは称賛に値しますし、当事者も誇りをもっていると思います。その姿勢が社会生活上、長所として生かされるのではないかと考えます。
また、WBC現役世界チャンピオン・徳山昌守選手は、小学生の頃、私が主宰する道場に2年程度、通っておりました。何年か前、大阪鶴橋の風月(お好み焼き屋)で偶然再会した際、彼の目が向上心に満ちていたことを今でも憶えております。当時はまだ無名でした。礼儀正しい立派な若者に成長しており、ほんの数分間の会釈で彼がプロのボクサーになったことを初めて知りました。その彼がWBC現役世界チャンピオンになるとは夢にも思いませんでした。なぜなら、おとなしく控えめな少年時代を知っていたからです。おそらくすばらしい指導者との出会いがあり、向上心とモチベーションを高めた結果、秘められたボクシングの才能が開花したのではないかと思います。
話が飛躍したかも知れませんが、分野を問わず向上心とモチベーションを高めることは成功の絶対的条件だと考えます。入門後は、是非、あなたなりの蹴美を目指して下さい。
一部の人々は、「テコンドーは弱い?」と冷ややかにみているようです。
たとえば、私の昔の教え子が世界チャンピオンになって数年後、神奈川藤沢の昔の弟子が、地元のフルコンタクト空手の指導員に「あの人は本当に強いんですか?」と言われたそうです。
私の経験から言えば、「手による顔面攻撃のない打撃系格闘技の実践性は低い」と確信しています。
「ルール上の強さ」と実践の強さとは、天と地との差があります。
にもかかわらず、その空手指導員は「テコンドーは弱い」と言う。
比較的平和な日本で果たしてルールのない強さを競う必要性があるか否かは議論の余地があります。
「道場破り」などは時代錯誤も甚だしく、刑事事件の被告になるのがおちです。
「異種格闘技戦」も限界があります。たとえばKー1でも肘による攻撃は禁止されています。肘打ちを最大の武器とするムエタイの選手には明らかに不利です。
結局、プロもアマも限定されたルール上で強さを競うしかないわけです。
けれども、日本が武道先進国であり、とかく「強さを比較する国民性」がある以上、
世界チャンピオンが「弱い」と言われてだまっているわけにはまいりません。
これはテコンドーを愛する人々、テコンドー界全体の問題でもあります。
才能ある選手はたくさんいると思いますが、ルール上の限界が、才能の芽をつんでいます。
そこで2001年に創始したのが、JTAフルコンタクト・テコンドーです。
ルール上、蹴りや中段突きによる「一本勝ち」があり、ライトコンタクトでの顔面突きを認めていれば、他の格闘技関係者から冷ややかにみられることはありません。
JTAは、とかく比較されるフルコンタクト・カラテに負けない「本当に強いテコンドー」、
所属会員が誇りをもてる実践性の高い武道=「フルコンタクト・テコンドー」を指導します。
同年実施の第13回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会(開催地 東京・後楽園ホール)
以来、JTA所属選手の競技力は確実に向上しております。
JTAは、「JTAフルコンタクト・テコンドー・ルール(一本勝ちルール)」や顔面強打ありの
「Kー1ルール」での対戦ならば、日本のテコンドー界最強を自負しております。
たとえば、現役無差別級チャンピオンの尾崎圭司(湘南辻堂支部、湘南平塚支部)に勝てるテコンドー家は、日本にはいないと断言します(実際、某テコンドー団体のチャンピオンと非公開で対戦しております)。
しかし、JTAは競技力向上のみを追求しているわけではありません。
「それぞれの目的にそったそれぞれのテコンドーを」指導者方針としております。
JTAは「JTA七大精神」で明らかにしているように、会員の社会性と強い精神性の涵養を重視しております。
七大精神の文武両道は、仕事と武道の両立を意味します。
たとえば、JTA師範・武田敬之(川崎・横浜鶴見)は20年近くも仕事とテコンドー指導と現役選手の「三立」をなしとげています。
さらに、仕事とJTA支部の指導を両立している指導者をあげれば、正指導員・吉川 真(横浜青葉支部)、正指導員・佐藤裕樹(東京港支部)などがいます。
彼ら「三立」、「両立」のJTA指導者達は、武道の世界しか知らないわけではありません。社会人の皆様と同じように朝早くから夜まで働き職務を終えた後、
JTA支部長・責任者として指導を行いますので、社会性の高い武道家といえるでしょう。
仕事を終えてくたくたになりながらも稽古にくる社会人会員の精神的・肉体的疲労をよく知り、その気持ちがわかり、
翌日の業務に支障をきたさないため無理な運動をさせないという気配りをもち、親切丁寧な指導を心がける優れた指導者達です。
文武両道は、ものすごい結果を出すことを意味するものではありません。
会員が自分なりの人生観や幸福観などを大切にし、それに近づけるための手段の一つとしてJTAに入門して頂ければ幸いです。
社会性という場合、言語は重要な意味をもちます。
私は、押忍(オス)という言葉に違和感をもっています。
武士道を標榜している武道団体もありますが、歴史上、武士は鎌倉幕府成立以来、明治維新に至るまで、ただの一度も「押忍」と言ったことはありません。
最大の問題は、暴力団や右翼なども「押忍」という言葉を好んで使うと言うことです。
また、子供達が道場では「押忍」といい、学校では「わかりました」と使い分けることも好ましことではありません。子供の頃は「ありがとうございました」、「お願いします」、「わかりました」、「すみませんでした」などの社会性のある言葉を涵養すべきです。
さらに私が理解している「押忍」という言葉は、何事にも耐えて押して忍ぶ、ことだと考えます。
しかし、「押忍」を頻繁に使用しているあるメイジャーなフルコンタク空手団体の上層部の多くは、何事にも耐え、押して忍んでいるわけではありません。だからこそ分裂を繰り返していると考えます。
「押忍」の精神を守っているのは、末端の会員のような気がします。
私は既存の武道団体を非難しているわけではありません。
打撃系武道家の社会的地位を向上させるためには、使用する言葉に社会性をもたせなければならないと提言しているのです。なぜならば、武道団体も社会の一員だからです。
JTAでは、少年少女部から一般部まで、押忍という言葉は一切使いません。
「ありがとうございました」、「お願いします」、「わかりました」、「すみませんでした」など社会性のある言葉を使用しております。
とくに「ありがとうございました」と「すみませんでした」という言葉を重視します。
感謝の言葉は、人間関係を円滑にする潤滑油となります。
謝罪の言葉は、老若男女を問わず使いたくないようです。
しかし、謝罪の言葉を使用しないことで些細なトラブルが大事件に発展する場合もあります。
謝罪の言葉は、最大かつ簡単な自己防衛と言えるでしょう。
私に関して言えば、たとえ自分に非が無くとも、軽く謝まろうと常日頃肝に銘じております。
武道団体の長が殴り合っても喜ぶのは三文ジャーナリズムだけです。戦わずして勝ちましょう(笑い)。
JTA公認支部での練習で確実に強くなるのですから、価値観の異なる人と同じ土俵に立つ必要性はありません。道場稽古で「すみませんでした」という言葉を頻繁に使用し、それに慣れてしまえば良いのです。何らかのアクシデントに遭遇した際、習慣的に謝罪の言葉を発すれば、それ以上事態を深刻化させることはないような気がします。
もちろん自分に非がある場合、心の底からわびる姿勢は大切です。
肉体的には弱くても精神的に強い人はおります。
したがってJTAでは、会員に対しフルコンタク・ルール組手は強要しません。あくまで会員の自主性に委ねます。フルコンタク・ルール組手はしなくとも精神的に強くなることは可能だからです。
当然のことながら昇段(黒帯取得)も可能です。
初心者がいきなりフルコンタクト・テコンドー・ルールで組手をすることは危険です。
武道の精神性は魅力だが、スポーツ感覚で武道を楽しみたい、という考え方も歓迎します。
他方、基本稽古や型だけを学んでも護身には何の役にも立ちません。
そこでまず、JTAライトコンタクト・テコンドーを修得していただきたいと思います。
研究組手の際、指導員、有段者、上級者が、親切丁寧に初心者の突きや蹴りを受けます。
中級者以降もこの方針に変わりはありません。人それぞれ満足度が異なりますので、
会員の満足度を尊重します。当然、試合への参加は強制しません。
JTAライトコンタクト・テコンドーで物足りなくなった会員は、
次のステップとしてフルコンタク・テコンドーを取得すれば最良であると考えます。
打撃系武道への入門希望者が、入門を躊躇する理由は3つあると思われます(回答はクリック)。
第1は、安全なのか? 大ケガをしないのか?
第2は、道場内の人間関係。上下関係が厳しくないのか?
第3は、武道修得とは関係の無い政治、宗教、営利活動、派閥闘争などにまきこまれないのか?
第4は、個人情報が流出されたり、悪用されないか?
JTAはJTA入門者が安心して武道テコンドーを学べる環境を守る義務があると確信します。
第1の安全性については、死亡0、後遺障害0、入院0です。
今後も安全性については支部長会議や指導員研修などを通じて高めて行きます。
しかし、格闘技である以上、100%安全とはいえません。
会員の身体的能力には個人差があります。
JTA公認指導者は、稽古当日の会員の体調、準備体操の充実、整理体操の指導などに細心の注意をはらい、無理な運動をさせません。
第2〜4については、100%心配ありません。
本部宗師範指令としてすべて禁止しております。
JTAの公認指導者は、支部道場運営を開拓農業にたとえております。
新たな土地へ移住(フルコンタクト・テコンドーが普及されていない地域への指導者の派遣)し、
農地開墾を始め(JTA公認支部を新規開設、支援者への挨拶、ポスター張り、HP開設など)、
雨の日も風の日も勤勉に働き(公認指導者が一生懸命・誠心誠意の姿勢で入門者を指導し)
干ばつや台風などの自然災害で農地が荒廃したとしても(入門者が1人でも、赤字であったとしても)
初心を忘れずアクシデント対処方法を検証しながら再び一からやり直す(自己反省、指導力向上)
そして収穫の喜びを迎え(JTAテコンドー・ライフを通じた弟子や支援者との出会いやふれあい、
先生、先輩、同輩、後輩との喜びと悲しみの共有および連帯感、
有段者・全日本大会や各試合での優勝・入賞者の輩出、支部の隆盛など)
農業の使命と勤労意欲を高め(JTA支部開設時の純粋な精神の確認、社会に有為な人材の輩出、
既存の教育機関ができない青少年健全育成などに対する矜持をもつ)
再び勤勉な日々に戻る(公認指導者が一生懸命・誠心誠意の姿勢にもとづき支部道場を指導する)
JTAの公認指導者は、本人の自主性と自律性にもとづき支部を運営しておりますので、
損か得かという世俗的な価値観を支部運営上の判断基準とはしておりません。
安心して入門して下さい。
理想を追求するためには、財政的な基盤が不可欠です。
しかし、安易な寄付金依存体質は、不況下の社会人スポーツの衰退をみれば避けなければなりません。
JTAは、自主、自立、自由を尊ぶ独立した武道団体です。
したがって、企業のスポンサーにはまったく依存しておりません。
JTAは、JTA本体および代表者個人が無借金であり、
すべての業務にかかる必要経費を「自己資本」でまかなう健全財政を堅持しております。
健全財政を堅持するためには経費を節約しなければなりません。
経費の中で大きな比重を占めるのは、広告費ですが、
JTA本部ホーム・ページやタウンページ、テレビ取材などを重視し、それ以外の広告費の支出を抑えることを方針としています。
たとえば、JTAは複数の格闘技雑誌から「我が社の雑誌に広告を出してくれれば、貴団体を取材して雑誌に掲載したい」という提案を受けます。
実際、全日本大会やビデオ等の物販販売、通信教育などの広告に30万〜250万単位のお金をかけ、格闘技雑誌の取材を受けるという団体もあります。
(年間で換算すると格闘技雑誌への広告費だけで1千万円を超える団体もあるかも知れません)
JTAは、これらの提案をすべて丁重にお断りしています。
広告費を払って取材を受け、雑誌に掲載してもらう、という行為に違和感を憶えるからです。
また、そういう広告費を支払うのであれば、一生懸命がんばっているJTAの支部長達に報奨金として与えたいというのが、
武道団体のトップとしての本音です。
しかし、潤沢な資金が抱負にあるわけではありません。
JTA本部の財政は、会員の年会費(2000円)、昇段昇級審査料などで運営されています。
会員の皆様から集めた貴重な金員の節約につとめ、有効に活用します。
毎年の冬、東京ドームシティ・後楽園ホールで開催される
全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会の継続的な運営資金、
本部事務所や新規支部への無利子貸与および援助などの必要経費、
全国都道府県への支部開設および指導や審査、試合などの出張経費に使用しております。
<特集 親子テコンドー>
<特集 ウーマン・テコンドー>
<特集 兄弟姉妹テコンドー>
<特集 JTA支部第1号!>
JTA長崎佐世保支部 少年少女部第1号!(2007年6月入門)
JTA高知香南支部 少年少女部第1号!(2007年6月入門)
中学生・保護者
小学生・保護者
<特集 若者には負けん! 熱いオッサン・テコンドー!!>