親子でテコンドーを学んで
岡山支部 太田康昭
日本テコンドー協会岡山支部に親子で入門して、9ヵ月が経過しました。
テコンドーを初めて知ったのは高校生の時、ソウルオリンピックのデモンストレーション競技です。(歳を感じます・・・。)当事、私は少林寺拳法に熱中していましたが、あの華麗で多彩な蹴り技には
正直驚いたものです。その時から、「いつか機会があれば学んでみたい」と思っていました。
後に、私は某フルコンタクト空手に転向しましたが、昨年春、所属していた空手道場が諸事情で解散となりました。他支部への移籍も考えましたが、時間と地理的条件が合わず、また、昨年の春、娘が小学校に入学し、親として娘には礼儀を習わせる為に武道を習わせたいとも思っていましたので、それならば新しく何かを始めてみようと決意しました。
そして、インターネットと電話帳で「道場」を探すと、何と驚くことに「テコンドー道場」がありました。しかも、練習時間と場所が私の希望する条件に合う事が判明しました。「いつか機会があれば」の「機会」が訪れたのです。
早速、親子での見学と体験入門を申し込みました。初めてテコンドーの蹴りを見て、スピードと華麗さ、しかも力強さにただただ圧倒されてしまいました。また、娘も妹尾将吾師範代・真希指導員をはじめ道場生の皆さんに、優しく丁寧に教えていただき、「どうしても習いたい」と私に言いました。翌週、正式に入門の手続きを行い、私たち「親子での道場通い」が始まりました。
30代半ばに突入した私の体が若い皆さんの練習についてゆけるのか、そして、娘は本当に続くのか正直なところ心配でしたが、二人とも毎週の稽古に「明るく」「楽しく」励んでいます。今では毎週の練習がとても楽しみです。また、それに加え、親子で共通の稽古をすることで、親子のコミュニケーションの時間が増えたことを他の家族も大変喜んでいます。先日、娘は初めての、そして私は二度目の昇級審査を受審させていただきました。審査を受けた後、娘の満足した表情を見て、「テコンドーを親子で始めて本当に良かった」と実感しました。
近年、犯罪の凶悪化と低年齢化、そして若年層の礼儀礼節の欠如が大きな社会問題となっています。親として、子供達には「礼儀正しく」そして「自分と大切なもの(人)は自分で守る」また、「心身の痛みが判る人間に」育ってもらいたいと思いますし、私達も見本とならねばと切実に思います。大げさかもしれませんが、テコンドーを学ぶことが私たち親子はもとより、社会に何かの役に立てればと思います。
最後になりましたが、日本テコンドー協会に、そして、「厳しさの中にも楽しさあり」の岡山支部をはじめとする妹尾道場にめぐり合えた事、感謝しています。これからも親子でテコンドーに努力・精進いたします。どうか皆様のご指導を宜しくお願いいたします。