8月31日、彦根市民体育館開催の
第6回関西テコンドー選手権大会における二部蹴武の型試合に
女性部の森山梨花(岡山大体育会テコンドー部)と
壇美智子(同)の2名が男性選手に挑戦・エントリーし、
JTA史上初の男女混合型試合が成立しました。
結果は、森山梨花が優勝! 壇美智子が2位!
JTA史上初の男女混合型試合を制したのは、女性部蹴士でした。
関西大会終了後、河明生大会会長の講評によると
「二部蹴武の型での男女混合型試合は、岡山大の女子部員が1位と2位。
女性の時代を表徴する結果でしたが、
破れた男子選手はあまり気にすることはありません。
現代は職場や家庭等のあらゆる分野で
男性が女性に「破れる」のが当たり前の時代になりつつあり、
けっしておかしなことではありません。
仮に、
ー女に負けた、男として恥ずかしい
という意識があれば、
それこそが女性の社会進出を拒む男性の性差別意識だと私は考えます。
確かに、男女は肉体的な差異・性差があります。
しかし、元来、打撃を伴わない型の試合は、性差がない試合です。
むしろ従来、空手や他流派のテコンドーの試合等で
男女にわけて型の試合をすることのほうが不自然だったのかも知れない。
男女混合型試合を実現したJTAテコンドーは、時代の最先端を突き進む武道だと思います。
森山と壇は、これで満足せず、
10月の全日本学生テコンドー選手権大会でも男性選手に挑戦し、
ゆくゆくは、全日本大会蹴武の型試合にも選抜されるようがんばってほしい!」
とのことでした。