日本跆拳道協会 手技防御基本移動稽古 JTA防御七種14類 日本跆拳道・創始者 河 明生

JTA 防御七種 JTA 防御14類 主たる防御位置(人体部位・代表的急所) 動画
第一種 下段払い受け 第 1 類 手拳下段払い受け (shuken-gedanbaraiuke)
第 2 類 手刀下段払い受け (shutou-gedanbaraiuke)
中下段(腰・笑腰等)~
下段(金的、大腿部・伏兎等)
第二種 外受け 第 3 類 手拳外受け (shuken-sotouke)
第 4 類 背刀外受け (haitou-sotouke)
上段(顔・目、人中、烏兎等)~
中段(胸・雁下&水月等)
第三種 内受け 第 5 類 手拳内受け (shuken-uchiuke)
第 6 類 手刀内受け (shutou-uchiuke)
上段(顔・目、人中、鳥兎等)~
中段(胸・胸尖&水月等)
第四種 下ろし受け 第 7 類 手拳下ろし受け (shuken-oroshiuke)
第 8 類 手刀下ろし受け (shutou-oroshiuke)
中上段(首・村雨、胸・秘中等)~
中下段(腹・丹田、脇腹・電光等)
第五種 楯受け 第 9 類 手拳楯受け (shuken-tateuke)
第10類 手刀楯受け (shutou-tateuke)
斜め上段(顔・こめかみ&耳門)~
斜め中上段(首+顎・独古等)
第六種 上段受け 第11類 手拳上段受け (shuken-joudanuke)
第12類 手刀上段受け (shutou-joudanuke)
最上段(前頭・天倒等)~
上段(顔・人中等)
第七種 十字受け 第13類 上段十字受け (joudan-juujiuke)
第14類 下段十字受け (gedan-juujiuke)
最上段(頭・聖門)~上段(顔・烏兎等)
中下段(腹・丹田等~下段・金的等)
 【解説】
 日本跆拳道は、「旧テコンドー」の手技防御の中、型で見受けられる実戦性・護身性に欠ける手技防御を廃し、
 実戦(組手・他流試合等)や護身で不可決な重要な防御のみを選別し、改良を加えて「JTA防御七種14類」とする。
 実戦や護身で使える重要な手技防御を14にしぼり、「JTA手技防御基本移動稽古」等で反復練習を繰り返す。
 移動稽古は、運動の土台と言える腰を強化・安定させる半前屈立ちから行うが、
 「旧テコンドー」の移動稽古のように後方への方向転換は行わず、より実戦の動きに近い「前進・後進移動稽古」とする。
 この反復練習を地道に行うことによりJTA門下生の潜在意識の中に、日本跆拳道・防御技術の記憶の神経回路を構築し、
 実戦や危機に直面した護身時に、意識しなくとも、自然に、身体が動く真正な防御技術を涵養することを目的とする。