女性無差別級 入賞者


長崎         石田         渡辺    


優勝 石田 典子
準優勝 渡辺 真希
3位 長崎 優子


優勝

石田 典子

今回の試合は17時〜21時と短時間でスピーデイに進んだので、体も冷えず、集中できたのでよかった。
試合前に心がけていた事は、アップをしっかりやる事とリラックスする事。
試合内容についてはあまり覚えていない。つまり、自分にとって楽な組手に終始してしまったという事だろう。
去年出た初めてのフルコンルールの試合では、どんなに蹴りが当たっても、以前のようにポイントとは見なされず、勝つのに苦労した事があった。今回はその時の反省は生かし、体重差のある相手にも当たり負けしない事と、わかりやすく倒す事を目標にしていた。
作戦としては、顔面パンチでガードを下げさせて、空いたボディに〜(そこからいろいろ)という感じだったが、いつのまにか殴る事が目的になってしまい、セコンドの声で我に返る。という繰り返しであった。試合前にはそれなりにいろいろ考えてたのに・・・
これからの目標は、テコンドー選手として恥ずかしくない組手。つまり「蹴美」という言葉が頭から離れることがない組手を心がけたい。
最後に私を優勝させてくれた皆様にひとこと。
年末商戦の修羅場の最中に休みをくださった店長&同僚のみなさま。セコンドについてくれた寺戸君・神崎君。どうもありがとうございました。

         



準優勝

渡部 真希

1回戦は、藤田選手が突き主体で攻めてきたので、カウンター攻撃で応戦しようと思っていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。自分から攻めた時は、蹴りが単発になってしまい、思うように攻められませんでした。でも、二段の黒帯を締めている以上、絶対に下位の選手には負けられない、という気持ちもあって何とか勝つ事ができました。
2回戦は野原選手です。1回戦の反省も含めて、初めは連続技を使って攻めました。変化をつけて突きからのかかと落としで「技あり」を取り、決勝に進む事ができました。
決勝戦は、神奈川大学テコンドー部同期の石田選手でした。彼女は長いリーチをいかした突きからの攻撃が多く、間合いをつめて攻め込むのが難しかったです。カウンターねらいの後ろ横蹴りを打ったのですが、空振りばかりでした。延長戦では、突きばかりの攻撃で蹴りがほとんど出ませんでした。逆に、横蹴りを腹部に数発もらってしまい、それが審判の心証を悪くした敗因だと思います。
 第13回全日本大会は、いろいろな反省点や課題が見つかった大会でした。シード権を得た第14回全日本大会は、この反省点と課題を1つづつ克服して、優勝できるように頑張っていきたいと思います。


3位

長崎 優子

3位に入賞出来、大変嬉しいです。
正直言うと、元々この大会に自分が出場出来るとは思っていなかったので、自分の中には、出場出来るというだけで良しとしていた部分がありました。本来なら試合に出る以上は優勝を目指すべきだったのでしょうが、自分としては黒帯の選手に純粋に挑戦する事、悔いの残らない試合をする事が最大の目標でした。
結果、反省すべき点もありますが、これらの目標は無事達成することが出来ました。その上3位入賞という客観的な結果まで残せましたので、今後は優勝を目指そうと思える位の技術や自信を身につける事を新たな課題に加え、練習に励むつもりです。
試合では、顔や腹に普段の練習ではなかなか出来ない痛い思いもしましたが、それに耐えた事も今後につながる貴重な経験になったと思います。
最後に、試合前・中・後に声をかけて下さった全ての方々、本当にありがとうございました。今後も地道に努力していくつもりですので、よろしくお願いします。