1回戦ダイジェスト
第1試合 妹尾の実力が安定しており、渡辺をまったくよせつけなかった。 後半、渡辺が中段右後ろ横蹴りをはなったところ、 それをかわした妹尾が、すかさず上段右後ろ横蹴りを渡辺の顔面に炸裂させた。 主審仮屋山は「技あり!」を宣言し、リングサイドの2名の副審も同意した。 |
|
第2試合 結果:延長戦の末、土田明信が判定優勢勝ち 小川は、かかと落とし正面蹴りなどで上段への攻撃を展開した。 それに対し土田は、小川のスタミナ切れを狙う。回し蹴りと突きで中段攻撃に集中した。試合は審判による判定。10対10、10対9(土田優勢)、10対10の引き分けとなる。 |
|
3分間の延長戦。 小川の上段への後ろ回し蹴りや回し蹴りが土田の顔面をとらえた。 だが、蹴りの威力が弱かった。気合い十分の土田は倒れない。土田は執拗に小川の中段を攻撃し、スタミナを消耗させる。この作戦が功を奏し、スタミナの切れた小川が後退する。 試合は審判による判定。10対10、10対9、10対9の2対0で土田が優勢勝ちとなる。 |
|
同上 | |
第3試合 結果:小林広明、技あり勝ち |
|
武田の中段への攻撃は、確実に小林にダメージを与えていた。観客の誰もが、武田の勝利を疑わなかったし、「そろそろ小林は倒れるだろう」と予想したはずだった。 |
|
しかし、奇跡がおこった。終了25秒前、倒れそうな小林が起死回生の一撃をはなった。右かかと落とし正面蹴りである。 後楽園ホールは大きくどよめいた。 主審仮屋山は「技あり!」を宣言し、リングサイドの2名の副審も同意した。
|
|
小林の大逆転勝ちである。 蹴美の可能性を示した19歳の若武者によって、37歳の武田人生劇場は幕をおろした。 |
|
第4試合 井上鉄朗 VS 縁纉c竜作 |
|
同上 | |
同上 | |
第5試合 河田泰弘 VS 煙テ谷知也 |
|
同上 | |
同上 | |
第6試合 斉藤 健 VS 画 哲来 |
|
同上 | |
第7試合 江川貴彦 VS 猿R村光伸 |
|
第8試合 尾崎圭司 VS 遠。田俊太郎 |
|
同上 |
女性 1回戦ダイジェスト
第9試合 細野麻由子 VS 遠。田朋子 |