特集  第14回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会



全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会の意義
ーフルコンタクト・ルールでの優れた蹴美の「競演」志向ー



第14回全日本大会出場の蹴美の有力注目選手


新旧最強対決が2回戦で実現!
現無差別級チャンピオン尾崎圭司 対 元重量級チャンピオン山村光伸



準決勝戦  東西「蹴美の技」の対決 井上鉄朗 対 妹尾将吾


2003フルコンタクト・テコンドーのテーマ披露


師範演武 盛島一盛、ブロック3枚割り挑戦!























全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会の意義
ーフルコンタクト・ルールでの優れた蹴美の「競演」志向ー


 JTAの目標は、全日本大会を通じてフルコンタクト空手に勝るとも劣らない日本テコンドー=フルコンタクト・テコンドーを確立することにある。

その母胎となっているのは、韓国発祥のテコンドーである。
テコンドーは「足のボクシング」という異名を得ている。
当然、「全日本テコンドー大会」と呼称される試合で観客が期待するのは、華麗な蹴り技の応酬である。

 ところが、仮に蹴り技には何ら光るものがない選手が、フルコンタクト空手同様、突きと回し蹴りだけで優勝したとするならば、果たして当該選手は、真正な「テコンドー全日本王者」といえるのであろうか。その選手の身内を除いた大部分の観客は納得できないだろう。

 ちょうどそれは、たとえていうなら、ニューミュージックを聴くためにコンサート会場に集まった観客が、演歌を聴かされることに等しい。
仮に演歌歌手の歌唱力が優れていたとしても観客は満足できないはずだ。
なぜならば、観客は演歌を聴きに来たわけではなく、ニューミュージックを聴きに来たからである。

 JTAは、新しい技術的指導理念・蹴美(華麗で美しい威力のある蹴り)を標榜する「ニュー武道団体」であり、全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会は、選抜選手による優れた蹴美の「競演」を目指している。
 かかと落としなどの縦系の蹴り、後ろ回し蹴りなどの回転系の蹴り、跳び後ろ横蹴りなどの跳び蹴りの応酬である。その実現こそが「オンリー・ワンの全日本大会」への発展を確実なものにする。

 とりわけ本会の頂点に立つ優勝者には「最高の蹴美」が要求される。
「最高の蹴美」を演じた優勝者だけに「蹴美・宗師範賞(奨学金20万円)」が与えられるのである(優勝者の蹴美が足りない場合、奨学金は半額に減額)。

 日本には、大小1000程度のアマチュア打撃系武道団体があると言われている。
その中、フルコンタクト・ルールでの蹴美の「競演」志向という明確で個性的な大会コンセプトを有し、
しかも格闘技の殿堂・後楽園ホールのリング上においてそれを実現しようとしているアマチュア打撃系武道団体は、我がJTA以外にはない。

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第14回全日本大会出場の蹴美の有力注目選手


 本大会選抜選手の中、蹴美の完成度が高い選手は、

「蹴美の技」の妹尾将吾(岡山)と井上鉄朗(千葉船橋)、

昨年度の覇者、「蹴美の力」の尾崎圭司(湘南平塚)である。

次いで「ベテラン蹴美」の武田敬之(横浜関内)と河田泰弘(名古屋)に安定した蹴美を期待できる。

元全日本重量級王者の山村光伸(神奈川県警)と同軽量級王者の小川浩平(東京城南)は、いずれも蹴美の完成度は高いが、スタミナが不安材料であろう。

また中堅の古谷知也(高知)と上田竜作(神大平塚)、新人の斉藤健(神大平塚)の蹴美が漸次レベルアップしており、上位陣の牙城をうかがっている。

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新旧最強対決が2回戦で実現!
現無差別級チャンピオン尾崎圭司 対 元重量級チャンピオン山村光伸


 本大会最大の目玉は、山村光伸対尾崎圭司戦だ。
元重量級王者の山村と現無差別級王者の尾崎との新旧最強対決は、夢のカードと言える。
また、両者はテコンドーの名門・神奈川大学体育会テコンドー部が輩出した最強選手の双璧と言える。

 山村は、身長184cm、体重90kg。全盛時代の山村の蹴りの重さは、他の追随を許さなかった。しかも蹴りが重いだけではなく華麗な蹴り技の名手であった。
 当時、フルコンタクト・ルールでピア・ゲネット選手(K1でアンディ・フグ選手と対戦したITFライト・テコンドーの世界ヘビー級王者)を倒せる日本人選手がいたとすれば山村以外にはいなかった、と断言できる(両者は一度、ライトコンタクトルールで対戦している。山村は、格闘技という勝負には勝ち、ライトコンタクトという試合ルールでは負けた、という観があった)。
現役を退いてブランクがあるものの、現在でも2003年度JTAランキング・ベスト7の選手を組手でおしまくり、KOする実力はあなどれない。

対する尾崎は、現役チャンピオン。JTAの支部長として指導にあたりながら、プロの格闘家として著名なチーム・ドラゴンに所属し、K1中量級への参戦を虎視眈々と狙っている。技、気力、体力、練習量も十分であり、今大会の優勝候補筆頭である。

両者は「蹴美の力」の代表選手だが華麗な蹴り技にも定評があり、すばらしい戦いを見せてくれるであろう。2回戦での対戦は少し物足りないかも知れないが、ケガなどのアクシデントを回避し、スタミナも温存されている比較的ベストの状態での対戦が見てみたいというのが対戦表作成者の本音である。

 2回戦で実現する可能性が高いのは、妹尾将吾対小川浩平戦、武田敬之対井上鉄朗戦であり、いずれも蹴美の「競演」が期待できる。とりわけ前者は跳び蹴りの応酬が予想され、あたかも「蹴美の空中戦」となる可能性が高い。

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準決勝戦  東西「蹴美の技」の対決 井上鉄朗 対 妹尾将吾


 仕上がり状況からみると、準決勝戦は井上鉄朗対妹尾将吾戦になる可能性が高い。
両者は「蹴美の技」の代表選手であり、「東の井上、西の妹尾」と評することができる。
両者は過去2回フルコンタクト・ルールで対戦している。
昨年の全日本大会3位決定戦は井上の圧勝(優勢勝ち)、
本年の第1回関西大会一部無差別級決勝戦では、妹尾が神懸かり的な後ろ横蹴りで一本勝ちし、雪辱を果たしている。
3度目の対決が実現すれば、両者一歩も譲らない気迫に満ちた蹴美の戦いになるであろう。

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2003フルコンタクト・テコンドーのテーマ披露


アマチュア・アーチスト、B.T. Kim氏作曲の「2003フルコンタクト・テコンドーのテーマ」が完成しました。開会式で発表しますのでご期待下さい。

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師範演武 盛島一盛、ブロック3枚割り挑戦!

第13回全日本大会での師範演武者・盛島一盛は跳び後ろ横蹴りによるブロック3枚割りに挑戦した。
遺憾ながら、最初の一撃ではなく、二度目の蹴りでブロック3枚を粉砕した。
本年は、最初の一撃でブロック3枚を粉砕し、蹴美の威力を実証したい。

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