女性無差別級 入賞者


優勝 渡辺 真希
準優勝 井上 めぐみ
3位 長崎 優子


優勝

渡部 真希

昨年の優勝者が欠場したため、リベンジの機会は無くなりましたが、
頭の中は、
「絶対、優勝する!」
それだけでした。
二回戦(私はシードでした)は、去年と同じ藤田朋子選手でした。
藤田選手には、2ヶ月前の組手総見での組手で、押され負けしました。今回はその反省点を生かして、前へ前へ出る組手を心がけました。
試合は、蹴りを数発くらってしまい、かなり苦しい状況でしたが、
「絶対、優勝する」
という気持ちをこめて積極的に攻めた結果、決勝戦に進む事ができました。
決勝戦の相手は井上めぐみ選手でした。毎週土曜日、東京城南支部で一緒に練習しているということもあり、二回戦よりも緊張せずに落ち着いた試合ができました。
かかと落としなど何発か良い蹴りを出す事ができ、優勝する事ができました。
今回の勝利は、今まで色々な協力や、応援をして下さった皆さんのおかげで勝ち取る事ができました。ありがとうございました!これからも宜しくお願いします!!

         



準優勝

井上 めぐみ
  2回目となる全日本大会は慣れることはなく、一週間前から何も手につかないほど緊張していました。自分の持っている力を全て出し切りたかったので、そのためにもモチベーシャンを上げることを大切にしました。
 初戦の相手は長崎優子さん。周りの人も認めるすばらしく強い選手です。前々から対戦することを知っていたので心の準備は出来ていました。左右に動き、そこから技を出すこと、攻められても引かず逆に潰すぐらいでいこうと思っていました。実際は蹴りをいくつも貰っていましたが、動きが良かったのか判定で勝利することが出来ました。出だしで回転トルチャギを出して、観客席をおおっと湧かせられたことが良かったかなぁと思います。
 決勝戦は渡辺真希さん。いつも練習の稽古をつけて頂いている先輩です。決勝という舞台で対戦でき光栄でした。しかし、正直何も技が出ませんでした。技のレベルも精神力もまだまだ足りないと実感しました。
 結果的に銀メダル頂くことができました。嬉しいさと同時に、メダルの重みと自分の力がつり合っていないと感じます。これからも理想のテコンだ−に少しでも近づけるよう精進します。
 最後に、応援して頂いた皆さんのおかげで頑張ることが出来ました。ありがとうございました!!


3位

長崎 優子

昨年同様、今年も3位入賞という結果になりました。
昨年の試合は他の選手にただ挑戦するつもりで出場し、勝った試合でも負けた試合でも、悔いの残らない試合が出来ました。ですから3位入賞も大変嬉しく思いました。
しかし、今年は昨年とは違い優勝を目指していましたので、同じ3位ではありますが悔しい気持ちでいっぱいです。
この大会に向け、自分なりに時間を作り、手を抜かず練習に励んで来たつもりでした。しかし結果は、初戦である準決勝戦の1Rであっさり判定負けでした。3位決定戦
ではなんとか勝利を収める事が出来ましたが、準決勝戦と合わせてその内容を考えると、反省する事ばかりです。
今回の敗退は、特に自分の精神的な弱さや甘さを改めて知る非常に貴重な経験となりました。もっと技術を磨くと共に、今後はこれらの弱点を克服することを念頭に置
き、練習していこうと思います。
この大会に向けて練習に協力して下さった方々、試合会場や道場で声をかけて下さった方々、どうも有り難うございました。