組手無差別級 入賞者




優勝 斉藤 健
準優勝 井上 鉄朗
3位 渡部 翔太
4位 小川 浩平



優勝

斉藤 健







準優勝

井上 鉄朗

今年も準優勝という結果だった。昨年同様、決勝で斎藤選手に負けた。優勝することができなかったのは、悔しいが、今年のコンディションからみれば、出来すぎた成績だと思う。

今年の全日本は調整ミスなどもあり、とても不安な幕開けでした。試合も一、二、三回戦と初めて対戦する相手だったので、一戦一戦がとても緊張していました。

一回戦の西岡選手には、後横蹴りをくらい、けっこう効いた。昨年斎藤選手に後横蹴りで一本負けをしているのに、今年もかと一瞬思ってしまう程だった。しかし、持ち前のパワーで、西岡選手を横蹴りなどで吹き飛ばしたのが、一回戦の勝因だろう。

二回戦の高島選手は、かなりきつかった。高島選手は背も高くとてもやりづらかった。しかし仮想斎藤選手と思い、対戦した。本戦は決定的なものはなかった。延長戦では、少し見合う時間があったが前に前に出ようと思った。ラスト30秒で飛び回転踵落としを放ったが上手くヒットさせることはできなかったが、前に出る姿勢が勝因だろう。

三回戦の渡部選手には絶対に勝たなくてはと思っていた。引き分けなら渡部選手の負けというハンデのもとで、引き分けでの勝利では決勝に向けて気分が乗らないからである。しかし、判定0-1-2、引き分けでの勝利だった。渡部選手はガンガン前に出てきていて、スピードもあり苦戦したが、後半に放った後ろ回し蹴りが当り、何とかイーブンにしたというところだろう。また渡部選手の的確なあごへの突きで、一瞬意識がとび、膝が落ちた。運良くゴングに救われた形だった。もう少し時間があったら負けていただろう。

決勝の斎藤選手には、いいように攻め込まれ、自分はカウンターの一発を狙っていたが、タイミングも悪く、威力も全く足りなかった。昨年に続けて同じ相手に負けてしまった。斎藤選手も今年は練習量も少なくチャンスだったのに、とても悔しい。

準優勝という結果だったが、すべての試合について自分が一番反省していることがある。それは蹴美の四天王にあげられながらも、全く蹴美を魅せることができなかったことである。意識して派手な技を使ってはみたが、単発ばかりで、流れの中での蹴りがなかった。

今年で四年連続の入賞であり、出場選手の中では古株になってきている。そんな中で、勝つことはもちろん大切だが、これからは勝ち方にもっとこだわっていきたい。自分の道場生や見ている観客を魅了するような華麗で強い蹴りで勝利したいと思います。

応援してくれたかた、手伝ってくれたかたにはふがいない試合を見せてしまい申し訳ありませんでしたが、応援ありがとうございました。とても励みになり、力になりました。


3位

渡部 翔太





4位

小川 浩平

今回全日本大会の無差別級で初めて入賞をすることが出来ました。
その結果に対しては素直に嬉しく思っています。

ただ、内容的にはやはり満足いくようなものではありませんでした。
特に準決勝、3位決定戦は体力的な限界もありテコンドーらしい試合がまったく出来ていなかったように思います。

今回の試合の中で、印象に残っているのは2回戦の妹尾選手との試合でした。
久しぶりに駆け引きを楽しめた試合で4年前の地区大会にて対戦した愛知の河田師範代との一戦以来の緊張感を思い出しました。

当日は所属道場以外の方からも多数の声援を頂いたことを感謝しております。
この場を借りましてお礼の言葉を述べさせて頂きたいと思います。
応援ありがとうございました。