第18回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会結果

無 差 別 級 4 位
鈴木明斗(横浜市立大学体育会テコンドー部、23歳)


 全日本大会当日、かなりの緊張を胸に、試合に臨みました。今までの成果を出し切る、という気持ちは当然ありましたが、それとは別の所で、全日本の舞台で強い人と戦いテコンドーにおける自分の糧としたい、とも考えていました。

 結果は2回勝ち、2回負けましたが、今までとは違った感覚で戦うことが出来、今後の組み手スタイルを考える材料となり、そういった意味では良い一日だったといえます。

 また、全日本に臨む上で考えていたこととして、誰よりもテコンドーらしい動きをする、ということと入場で転ばないようにしようということでした。身長も体重もあまりない僕が全日本の選手と戦うためには、とにかく足を動かして、自分の蹴りが届く距離を正確に知る必要がある。そのためには、誰よりも蹴美がなくてはいけないと思いました。結果だけ見ると少し残念ですが、内容としてはいつも以上の距離感と蹴美を撃つことが出来、とても喜ばしいものでした。入場も颯爽と出来ました。

 さらに、体力も尽きてくるラスト30秒で、市大生や道場生のコールが最後の踏ん張りを助けてくれました。後輩が見ているから頑張らなくてはいけない、という強制感ではなく、純粋に試合をもっと頑張ろうと思えました。

 これからも一人の選手として、JTAを盛り上げて行きたいと思います。全日本大会、応援してくれた皆さん、そしてセコンドをやってくれた納屋祥とフッキー、ありがとうございました。最後に、武田師範、頭が悪いなりに頑張りますので、これからもどうかよろしくお願いします。