第18回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会結果

無 差 別 級 優 勝
高島大輔(初段、JTA川崎中原支部、22歳)


今回、全日本大会において優勝という結果が残せたのは、岡山の妹尾師範代の存在が大きかったと思います。

妹尾師範代は入門当初からの憧れで、選手としても人間としても目標でした。

関西大会では古谷さんに阻まれ、妹尾師範代まで届きませんでした。
しかも妹尾師範代は今大会で引退を表明。
選手として公の場で試合をするのはラストチャンスとなりました。

そこに辿り着くのを第一の目標として大会に望み、一回戦を辛くも突破し、二回戦では関西大会で立ちはだかった古谷さんに勝利することができ、ついに念願の妹尾師範代との試合が実現しました。

妹尾師範代との試合は、今まで経験してきたものとは別次元のものでした。
楽しくて、思わず笑みがこぼれそうになるほどでした。

試合は狙い通り、間合いを崩す事に成功し、なんとか勝つ事ができました。

試合後、ロッカールームで抱き合った時、『最後に負けたのが高島君で良かった』と言って頂き、感動しました。

決勝戦の小松君とは関西大会でも僅差の試合でした。
しかし、妹尾師範代に勝ったからには負けられないと思い、前に出ました。
体力は二回戦くらいまでに使い果たしていたので、応援してくれてた人たちの力で、なんとか体が動きました。
妹尾師範代や応援してくれた人のおかげだなと思います。

自分みたいな凡人でも、努力やまわりの支えで結果を残すことができました。
これを一つの励みにして、坂口道場のみんなが続いてくれたらなと思います。

最後に、応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。