10月  2008年 JTAファミリー特集

JTA東京江東支部昇段第1号 渡辺直樹&菅原風太

 JTA東京江東支部は2002年に創立しましたが、
 本年待望の昇段者が第1期生少年少女部から誕生しました。
 
 菅原風太(写真左)と渡辺直樹(同右)です。
 両名は、創立時は小学校低学年でしたが、今では華の中学生。
 入門後、約6年間。
 一歩一位地道な努力を積み重ねたうえでの昇段です。
 
 河明生JTA会長によると
 「30年程前から、若者の忍耐力が問題視されていますが、
  最近はその傾向が一層強くなっているように思われます。
  少年期から青年期にかけて「何を始めても長続きしない」というのは不幸の端緒です。
  本人が「辞めたい」といえばすぐ辞めさせる、そういう親の姿勢は子供にはマイナスです。
  数ある武道の中でJTAテコンドーを望んで始めた以上、
  一つのことを地道に、持続的に継続する姿勢は、青少年の人格形成期には大変重要です。
  地道な努力の過程と結果をだした(黒帯をしめた)感動等の自分に対する自信の積み重ねこそが、
  粘り強い忍耐力や最後までものごとをやりとおすという精神力を涵養させる秘訣だ、
  と私は考えています。
  昇段した渡辺君や菅原君は大変立派ですし、彼らを支えた両家のご両親の教育方針も正道だと思います。  JTAの道場に子女を預けているご父母の皆様も参考にして頂きたいと希望しております」
 とのことでした。