| 震災後の平常心ー河会長メッセージ |
| 東日本大震災によりお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈りします。 震災により延期された神奈川県?拳道大会を神奈川大学のご厚意により下記の通り実施します。 日本テコンドー協会門人のみなさん! 日本は「地震大国」であり、日本で生きる以上、日本人は自然の脅威と戦わなければなりません。 それは有史以来、日本人の先祖が克服してきたものであり、 その子孫である我々は勇気をもって後世のために自然の脅威に立ち向かわなければなりません。 日本人は父祖伝来の地・日本列島を去ることはできないのです。 いつどこを襲うかもわからない大地震に恐れおののき、不安にかられても、何の解決にもなりません。 「地震大国・日本」で生きる以上、自然の脅威に立ち向かわなければなりません。 我々は今こうして生きています。 被災を免れた日本人は、東日本大震災により多数の尊い命が犠牲になったことを語り継ぎ、 後世の教訓とし、将来、起きるであろう大震災に備えなければなりません。 現在、多くの日本人は 「日本のため、被災者のために何かしたい!」 という公共心に覚醒しています。 ー被災者の尊い犠牲が、日本人の公共心を覚醒させた! と言えます。それは ー日本の歴史に残る教訓 と位置づけなければなりません。 すべての犠牲者の名を日本の歴史・日本人の記憶に刻み込まなければ彼ら彼女らはうかばれません。 武道の前身である武術は、有史以来、危機存亡時における平常心を至上命題としてまいりました。 楽しむために発祥した150年程度の歴史しかない球技との決定的な差違です。 みなさんが学んでいる日本?拳道は武道です。 平常心を忘れてはなりません。「大震災ショック」を克服しなければなりません。 では具体的にどうすれば良いのでしょうか? 日常生活に戻ることです。 被災地の県や市等の行政や業者の皆さんがお願いしているではありませんか。 「花見等を自粛しないで下さい。東北産の酒や食料等が売れないと経済的に立ちゆかなくなります」 現在もたくさんの被災者が、避難所での生活を余儀なくされ、雇用不安の渦中にいます。 被災を免れた日本人が「自粛自粛」、「中止中止」、「節約節約」では、日本経済が死んでしまいます。 そうなると被災地の復興は難しくなり、被災者の仕事がなくなり、失意の中、さらなる犠牲者が 増えることになります。それで良いのでしょうか? 被災を免れた日本人は、平常心に戻り、誰でも簡単にできることから始めましょう。 毎年毎月恒例の「イベント経済」の波にのるべきです。 花見、母の日、子供の日、GW等々、可処分所得に応じた消費をしようではありませんか。 翻って日本テコンドー協会の門人も平常心に戻るべきです。 危機存亡の際の冷静な判断を可能とする平常心を 日々の日本?拳道の鍛錬で涵養しているのですから難しいことではありません。 JTA門人にとって平常心とは何でしょうか。 望んで始めた武道の毎年毎月恒例の試合・審査・セミナー等に粛々と参加することです。 震災前にエントリーした気迫を思い起こして下さい。まず己自身を奮い立たせて下さい。 周囲や家族が仮に不安に駆られていたとしても、毅然とした態度で周囲や家族を励まして下さい。 それが「強くなりたい」「自分を変えたい」「強くなって愛する人を守れるようになりたい」と 欲して日本?拳道を始めた初志を貫徹することになるのです。 元気な姿で立ち向かう皆さんの姿を拝見することを楽しみにしております。 以上 |