2005年2月 理事会通信



(議題1)新しい概念およびシンボルマーク

<提出者 河明生>

新しい概念 「蹴武(シュウブ)」
新デザイン  (理事会に提出。公表は商標登録申請後、発表したい)

極真空手も戦後、東京池袋のバレエスタジオを間借りして始まった(今の貸しホール)。
寸止めルールを採用した既存のメジャーな空手団体から「邪道カラテ」と非難され、
数年間は、まったく泣かず飛ばずであったという。
数年後、『少年マガジン』に梶原一騎原作の漫画「空手バカ一代」が始まることで飛躍したという史実がある。オリムピックとはまったく関係ないにもかかわらず「高度成長」を果たしている。

JTAも可能ならば、分裂前の極真空手にあやかりたい、と考えている。
既存のテコンドー界にイノベーションをおこす「テコンドー界の極真」を志向している。
インターネツトが発達したおかげで、JTAが主義主張を公表できるという状況からすれば、JTAは日本で唯一の「ベンチャー武道」であるともいえる。

幸い世界のテコンドー界は、WTFとITF系(分裂後、有力団体が3、その他7程度有)しかない。
昨年10月、そのいずれかに加盟しているインドネシアのテコンドー団体から、
「第15回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会に選手を派遣したいので、招待状を送ってほしい」
との書簡を受け取った。
 JTAホームページは日本語表示だけであるにもかかわらずである。
つまりフルコンタクトテコンドーの需要は世界にある、ということだと思う。
そこで、現在、本部ホームページの英文表示を準備している

 JTAは「フルコンタクト・テコンドー」や「蹴美」という最もオリジナル性の高い武道団体である。このオリジナル性はJTAの長所といえる。
 今回創出した概念は、競技的、技術的な面で「一目見れば、わかる」ものにしたかった。
 それが、蹴りの武道、すなわち「蹴武」である。
今後、JTAは、いかなる武道かをあらわす「蹴武」、
         いかなる技の修得を目指しているのかをあらわす「蹴美」、
         いかなる試合ルールなのかをあらわす「フルコンタクトテコンドー」 の3本立てで発展させて行きたい。

<結果> 満場一致で可決。


(議題2)第7回関東テコンドー選手権大会での少年少女部の型試合の実施

<提出者 河明生>

他流派のテコンドーや空手、合気道や柔道などの民間道場の主流は少年部である。
JTA支部長の場合、日常の仕事、学業や資格試験などの勉強を終えた後、指導している関係上、少年少女が入会しやすい比較的早い時間に指導できないという事情で、少年少女部を設置しない支部が多い。

しかし、近年、品川支部や東京江東支部など少年少女部を強化している支部が登場し、
一般部の会員にまじって稽古をしている少年少女が増えており、その活性化のためにも何らかの試合が必要である。
そこで、保護者にとって心配であろうケガや男女の性差も殆ど影響が無い(男女平等の時勢にも合致している)「型の試合」を関東大会以降、実施したいと思う。

なお、型は従来通り「テコンドーの型」を採用する。
「JTAオリジナルの型」が必要だというのであれば、蹴り技をメインにしたものを
2〜3ヶ月以内に完成させる自信がある。

<結果> 満場一致で可決。 試合ルールは宗師範に一任。



(議題3) 試合等イベントスケジュール確定(未発表のイベントは日時や場所未定)

1,2005年5月1日(日)11時30分開始      会場  神奈川県立武道館

1)第7回関東テコンドー選手権大会
  ー第16回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会出場選手選考会ー

2) 第71回春季審査会神奈川会場 


2,2005年8月21日(日)正午開始      会場  彦根体育センター

1)第3回関西テコンドー選手権大会
  ー第16回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会出場選手選考会ー

2) 第72回夏季審査会滋賀会場 


3、2005年11月26日(土)午後5時15分開始

1)第16回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会  会場 後楽園ホール

2)同上記念少年少女部演武会 


4、2005年11月27日(日)正午

 第16回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会慰労会

 会場 横浜グランド・インターコンチネタル・ホテル最上階 カリュウ特別室


4,2005年12月25日(日) 正午〜4時頃

1) 第74回冬季審査会

2)千本チルギ


5,2006年2月5日(日)            会場  神奈川県立武道館

1) 新人戦・第3回横浜市テコンドー選手権大会

2)東日本指導員研修会、他


6,2006年3月21日(火、祝日)    会場  神奈川県立武道館

1) 第17回神奈川県テコンドー選手権大会
  ー第17回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会出場選手選考会ー

2) 第75回春季審査会(昇段審査実施)