2006年3月 理事会通信



(公開議題)第17回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会パイオニア推薦

<提出者 河明生>
妹尾将吾(師範代、三段、岡山支部、神戸支部)に
第17回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会出場資格を与えたいので推薦する。

<理由>
第17回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会の出場シード権を有する
小川浩平(三段、東京城南支部)から
第16回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会で4位入賞し、
小さな身体でやるだけのことはやった、という充実感もあり、30歳に達し、
妻も懐妊したことから、今後は指導に専念したい、という主旨の現役引退の申し出があった。
 私も、小川の能力と実績および努力を高く評価していたが、
そろそろ現役引退の時期と考えていたので快諾し、あわせて慶事を祝福した。
今後は、新ルールの蹴美審判という重責を担ってもらうことになった。

さて問題は、華麗な蹴り技の持ち主である小川が辞退した出場権をどうするかにある。
小川の蹴美に勝るとも劣らない蹴美の選手は、妹尾将吾以外に思い当たらない。

妹尾は、第13〜15回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会において
3年連続入賞実績があり、
第16回全日本大会でも僅差の判定で敗れていることから、客観的な実力もある。

 さらに、妹尾は「テコンドー不毛の地」であった岡山県のパイオニアであるのみならず、
隣の県である兵庫県神戸市のJTAフルコンタクトテコンドーのパイオニアでもある。
二県のパイオニアというのは、私以外に存在しない。
しかも岡山市と神戸市とは、150km以上も離れており、それを週2回も往復している。
首都圏の近接している東京、神奈川、千葉、埼玉との関係とは事情が大いに異なるのだ。
これを斟酌してみると、JTAに対する貢献度は、師範を除けば、NO1といえる。

よって妹尾将吾に第17回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会の出場シード権を与えたいので、ここに推薦する。

<結果>
 異論無し、満場一致で可決。