2007年1月 理事会通信



(公開可能議題) JTA「新らしい型」の創造

<提出者 河明生>
          日本テコンドー協会が普及するのは蹴武である。
           しかし、現在の型は、蹴武の型とは言い難い(その他理由は非開示)。
          そこでJTA独自の「新らしい型」の創造に着手したい。

          「新らしい型」は、「蹴りの7基本」を級毎に習得する体型。
           たとえば、7級→前蹴りの型
                  6級→回し蹴りの型
                  5級→横蹴りの型
                  4級→ひねり蹴りの型
                  3級→後ろ横蹴りの型
                  2級→後ろ回し蹴りの型
                  1級→踵落としの型
          としたい。

          また、上記とは別に型の名称をつけたい。
           「新しい型」の名称は、歴史的、文化的、人種的に関係が深い
           日本、韓国、中国における偉業や偉人等から命名したい。

          趣旨は、日本、韓国、中国の東アジアの平和、共存共栄繁栄、親睦交流だ。
          平たく言えば、「ケンカをせず仲良くしてもらいたい」ということだ。

          日本テコンドー協会が普及しているテコンドーは、武道であり、教育である。
          教育は、未来に対する理想がなければならない。
          型は、武道の基本であるから、理想無くして、教育だとは言い難いであろう。

          現代は、帝国主義の時代ではなく、また冷戦の時代でもない。
          平和な時代に生まれた人間は、平和を堅持する義務がある。
          少なくとも、現代の日本人は、
          平和と自由と民主主義を謳歌しているのだから、
          そういう好ましい状況を堅持し、他国にも呼びかけるべきだと思う。
          難しいことかもわからないが、
          個人的には、将来、EUのような「東アジア共同体構築」を理想としている。
          この理想を、
           たとえば、子どもが生まれれば親が未来を期待して名前をつけるように、
           「新しい型」に未来への期待を込めて命名したいと考えている。

<意見 武田敬之、盛島一盛>           
          理由はよくわかる。
          趣旨も良い。
           問題は、各支部での指導上の混乱があるのではないか。

<回答 河>
          指摘はもっともだ。
           指導上の混乱を回避するため「10年間計画」で推進したいと思う。
          一つの型を普及させるために1年かけても良いと考えている。
           審査等も「旧型」との併用を認め、支部長の負担を軽減したいと考えている。
           あわてず、じっくりと普及して行きたい。

<結果>      
          承認