2007年3月 理事会通信 |
(公開可能議題1) 蹴武の型・南洲および青淵の年内完全普及と旧7級型および旧6級型年内完全廃止 <提出者 河明生> JTA「蹴武の型」を高知および関東の宗師範型セミナーで指導したところ、 支部長達からは、「平易である」、「かっこいい」等、比較的好評だった。 実際、有段者や色帯、少年少女から一般の成人迄、 3回ほど号令をかけて指導すれば、大部分の会員が習得できるようである。 そこで翌月の審査会から、 @ 南洲と青淵を審査課題として認める。 A しかし、すでに「旧7級型」と「旧6級型」を習得している会員も存在するので、 混乱を避けるため、従来の審査課題どおり「旧7級型」と「旧6級型」も認める。 すなわち当分の間、新旧二つの型の併用を認める、ことを提案する。 <武田、盛島> とくに異議はありません。 <河> この際、現7級や現6級以外の受験者でも、 暫定処置として南洲と青淵を昇級課題として認めてはどうか。 <盛島> 混乱があると思うので、賛成できません。 <武田> 盛島と同意見です。 <河> 了解した。 <盛島> まずは、南洲と青淵を早めに定着させることが重要だと思います。 支部長達へ指導強化を要請すべきだと思います。 年内に南洲と青淵を完全に定着させて、 それが実現したら「旧7級型」と「旧6級型」を完全廃止してみてはいかがでしょうか。 <武田> 私もそれがいいと思います。 <第1議題結論>→ @南洲と青淵を審査課題として認める。 ただし、新旧二つの型の併用を認める。 A年内に南洲と青淵を完全定着させて、「旧7級型」と「旧6級型」を完全廃止する。 (公開可能議題2) 蹴武の型・横蹴りの型は「龍馬」。それ以降の命名はいかにすべきか <提出者 河明生> JTA「蹴武の型」の横蹴りの型は、坂本直柔の通名である「龍馬」にした。 坂本龍馬は、大学教授等で構成される歴史学会では「過大評価である」というのが通説であるが、 司馬遼太郎の小説を通じて普及した「龍馬像」は、国民的ヒーローであり、 JTAの支部があり、JTAテコンドーの四国普及の核になるであろう高知県では、 「龍馬抜きでは高知は語れない」 という状況にあると言っても過言ではない。 広く定着している「龍馬像」は、 アメリカの真似ばかりして人生観が混乱している現代日本人が、 「これからの日本人は、どう生きるべきか?」 という問いを考える際、人生の指針になると思う。 彼が日本人の国民的ヒーローになっている理由は、まさにその点にあるのだろう。 在野の浪人でありながら、志をつらぬいた姿勢は、「JTA七大精神・克己の精神」にもつらなる。 だから私は「龍馬」と命名した。 問題は、それ以降の型の命名である。 JTAは、日・中・韓の東アジアの共存共栄を理想とするからだ。 そこで、昇段迄は、 @ 日本人の偉人だけにし、初段以降に韓国と中国の偉人を加えるか、 A 韓国と中国の偉人を加えるか、 という二者択一となるが、意見を聞かせて欲しい。 <武田> ITF時代、初代内閣総理大臣・伊藤博文を暗殺した安チュングンを讃えた「チュングン」という型 には日本人としては、かなり抵抗がありましたが、それ以外は、それほど嫌ではありませんでした。 <河> そうだな。 伊藤博文は、もともと欧米列強を刺激したくないという主旨から韓国併合反対論者だったし、 暗殺した結果、日本帝国内の強行派が力を増し、 当時の韓国の政治家も日本帝国から宣戦布告されてもおかしくない状況に追い込まれてしまったしな。 安チュングン自身も、暗殺後、伊藤の政治的立場を知り、驚いていたというし。 <武田> そういう難しいことは、私も含め、一般の人は意識していないのではないでしょうか。 極端な人でなければ、優れた偉人であるならば、韓国でも、中国でも良いのではないかと思います。 <河> 龍馬を完成させた後、熟慮したい。 <第2議題結論>→ 結論持ち越し (公開可能議題3) 審査受験者の便宜 <提出者 河明生> 現在、審査料の振り込み先は、郵便局振り替え口座だけだが、 多忙な現代人にとって郵便局での待ち時間や振り込み手数料の値上げ等を考慮すると 急速に普及しつつあるインターネット・バンキングを利用すべきではなかろうか。 具体的に言うと、東京三菱UFJ銀行は、同支店内では、振り込み手数料が無料なので これを利用し、会員の利便性を高める必要があると思う。 <盛島> 大変、良いことだと思います。 実際、生徒からそういう要望が出ていました。 <武田> 問題ないと思います。 <第3議題結論>→ 承認。 ただし、インターネット・バンキングでは、カタカナ表示しかできず、 同姓同名等の問題が生じる場合があるので、システム研究後実施。 最短で、第80回審査より開始する。最長でも年内に実施したい。 (公開可能議題その他) 1,ベスト7確定および説明 2,女子ベスト3確定および説明 3、新支部の活動・設置・準備状況 4,その他 |