2007年5月 理事会通信 |
(公開可能議題) 関西テコンドー選手権大会の全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会・社会人推薦確定大会化 |
<提出者 河明生> 4月29日実施の第4回岡山県大会と宗師範型セミナーは、大変、活気があった。 岡山支部は、5年程前までは3名程度でスタートし、 神戸以西は支部がなかったことを考えると感慨深いものがある。 これもひとえに妹尾将吾や古谷知也等の指導者達の努力のおかげと言える。 課題は、全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会に選抜される実力派選手の輩出にある。 これはJTAの地方支部のすべての課題であろう。 しかし、安易な全日本大会への推薦出場は避けたい。 JTAの全日本大会は、真正なフルコンタクト・ルールであるが故、危険だからである。 推薦するためには、実力を証明する予選会が不可欠である。 日本には、JTAを含め6つのテコンドー団体があり、 その中、全日本大会を実施できるのは4団体だが、 JTA以外の大会は、「黒帯ならば誰でも出場できる大会」と言えなくもない。 JTAは、一貫して「量よりも質を重視」してきた。 JTAの全日本大会に出場できるのは、僅かに24名(以下の時もある)。 これは空手等の打撃系武道の全日本大会を含めても、希少価値の高い全日本大会であるといえる。 その結果、尾崎圭司を輩出することができた、と自負している。 しかし、全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会に選抜される実力派選手の育成は容易ではない。 やはり地方支部には、支部長以外の全日本大会出場経験者の存在が不可欠である。 地方支部の社会人有段者で、後輩達の指導を担当している指導者層が、 JTAの全日本大会に選抜され、後楽園ホールのリング上に立ったという経験が、 後身の選手育成において大いなる力になることは、疑いようもない。 しかし、東京・神奈川にも、JTA全日本大会を目指している社会人選手はいる。 そこで、公平を期するため、同じ予選会での対決が望ましい。 関西大会を開催している滋賀県彦根市は、東京と岡山の中間に位置し、日帰りでの参加が可能である。 以上の理由により、関西テコンドー大会を社会人選手の推薦を確定する大会にすることを提案する。 ただし、@一部組手の体重別階級中の優勝者は、従来通り、全日本大会出場権を与える。 A社会人推薦は、3位以内の入賞を絶対条件とする。 B社会人推薦は、10月の全日本学生テコンドー選手権大会の一部組手優勝者に与えられる出場枠を超えない範囲とする。 <武田、盛島> 賛成します。 <結論> 関西テコンドー選手権大会をJTA全日本大会社会人推薦出場を確定するための選考会とする。 (公開可能議題2) 新支部の承認・大学新同好会の仮承認 <報告者 河明生> JTA本部宛に、 @高知香南支部(責任者・朝比奈浩一)の設立許可申請書が届いた。 申請書、責任者の履歴書等を確認して欲しい。 <武田、盛島> 承認します。 <報告者 河明生> また、自由が丘支部長の坂口好生から、自由が丘支部会員・大学生が、 A慶應義塾大学テコンドー同好会(神奈川県日吉キャンパス)と B昭和大学テコンドー同好会(山梨県)の同好会申請があった。 これは全日本大学テコンドー連盟(全大連)の管轄事項なので、武田理事に一任したい。 <武田> 了解しました。 とくに問題はないので、仮承認ということでどうでしょうか。 <結論>→ @高知香南支部(責任者・朝比奈浩一)をJTAの新支部として承認する。 A慶應義塾大学テコンドー同好会(神奈川県日吉キャンパス)を全大連は仮承認する。 B昭和大学テコンドー同好会(山梨県)を全大連は仮承認する。 (公開可能議題3)昇級審査における試し割課題・回し蹴り板割の廃止 <提出者 河明生> かねてより危惧していたとおり、 岡山審査会場で回し蹴りの試し割りで失敗し、受験者が負傷した。 審査会の場合は、スポーツ安全保険が適用されない。 中足にかえしての回し蹴りによる試し割は、骨折やヒビ等のケガが多すぎる。 数ヶ月前の理事会で、提案して却下されたが、再度、提出する。 目の前で初心者・中級者の受験者が負傷する姿を見るのは、忍びない。 よって、今後の審査での中足にかえしての回し蹴りによる試し割は廃止したい。 <武田、盛島> 了解しました。 <結論>→ 審査会における中足にかえしての回し蹴りによる試し割は廃止する。 |