ネットノベル『朝鮮高校物語ー士官大「天長節」新宿決戦』上の表現についての説明

1,この小説は、フィクションです。

 このネット小説に登場する学校名等の団体や個人はすべて架空の団体および人物です。
日本には、「朝鮮高校」、「朝鮮中学校」、「朝鮮小学校」、「朝鮮人連合」という正式名称の学校および団体は
存在しません。

 よって、このネット小説に登場する上記の学校および団体は架空のものです。
 同様に「士官大」、「士官高校」、「植民大学」、「公家大学」等も存在しない架空の学校です。
当然のことながら、このネット小説に登場する人物もすべて架空の人物です。

したがって、この物語に登場する組織や団体および個人は、実在しないのであり、
仮に名称が類似する組織や団体があったとしても、このネット小説の内容とはまったく無関係です。

 当然のことながら、このネット小説は、上記の名称が類似する組織や団体等を誹謗中傷したり、
その信用や名誉等を傷つけることを目的とするものではありません。
あくまでフィクションとしてお読み頂ければ幸いです。


2,小説上の「差別的表現」等の問題

 25年ほど前までは、「朝鮮」という言葉それ自体が「放送禁止用語」でした。
たとえば、モランボンが「焼き肉のタレ・ジャン」を「朝鮮の味」としてテレビCMで流そうとした際、
著名な右翼Aが「テレビでチョーセンとは何事か!」と猛烈な妨害工作をしてきたと、
創業者(故人)から聞いたことがあります。
 
また、「片手落ち」という表現がありましたが、
「事故や病気等で片手を失った方々を傷つけている」、
という正当な抗議を受け、マスコミ関係者や作家等が自主的に「方落ち」という表現に改めたこともあります。

憲法上、「表現の自由」は保障されてはいますが、言語的表現にはデリケートで難しい問題があります。
とりわけ、不特定多数の方が自由に閲覧できるネットでは十分な配慮が必要だと考えております。

 このネット小説にも、あまり好ましくない「差別的な表現」、「過激な表現」等があるかも知れません。
たとえば、「差別的な表現」として、当時の一部の日本人が朝鮮人に対して使用した蔑称の
「チョーセン」、「チョン」、「鮮人」、「半島人」、「バカチョン・カメラ」等です。
 逆に、当時の一部の朝鮮人・韓国人が、日本人に対して使用した蔑称の「チョッパリ」、「ウェノム」等です。
 政治的な「差別的な表現」として「アカ」、「ペルゲンイ」等もあります。

 筆者は、被差別部落問題や在日韓人(朝鮮人・韓国人)問題等のマイノリティ問題も研究しており、
政治的、差別的用語については十分な検討をしております。
上記の表現に関しては、研究蓄積も抱負で、その不当性も周知されており、
その中には「学術的用語」として定着しているものもあります。
  
 このネット小説は、上記の現状を十分に理解しておりますが、
これらを使用しないと
「1970年代に16歳であった朝鮮人少年(主人公)が回想する『朝鮮高校物語』という小説にならない」
という創作上のやむを得ない事情があり、「差別的な表現」と「過激な表現」を使用している場合もあります。

 ただし、特定の国民や民族、団体やその構成員への偏見や差別を助長するつもりはまったくございません。
受け手(読み手)側には個人差がありますが、何とぞ、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。