JTA会員の皆様への「親書」

                                            河 明生

『小説朝鮮高校物語ー士官大「天長節」新宿決戦』には、
「日本人的立場」からすると「不愉快」で「過激」な表現が含まれています。

著者がJTAの代表であるという関係上、
会員および保護者の皆様に「誤解」が生じないよう説明いたします。

現在、マスメディで人生相談や占い等を通じて「人生とは何たるか」を論じている人々は、
その大部分が、かつての「ワル」であり、もとを正せば「ろくでもない人間」だったと思われます。
このネット小説の著者・河明生も、上記と同様、かつては「ろくでもない人間」でした。

著者は、東京都大田区に生まれ、
朝鮮初中級学校、朝鮮中高級学校、朝鮮大学と「朝鮮人学校」に通った在日韓人2世であり、
中学から高校にかけて、ケンカに明け暮れ、
同世代のアウトロー学生から恐れられていた「著名なバンカラ学生」として、
警視庁少年課にマークされていた「ろくでもない人間」でした。

他方、19歳からスタートした「テコンドー不毛国・日本」での「テコンドー普及活動」で人生観が変わり、
更生した人間でもあります。

「テコンドー普及活動」で出会った武田敬之や盛島一盛等の大勢の日本人の弟子達との交流を通じて
日本人の「あたたかさ」や「すばらしさ」を初めて知ることとなり、
日本に生まれ育ったことを「良かった」と思えるようになり、
日本人の女性と結婚し、子宝にも恵まれながら、
「日本での一生」を神仏に感謝するようになり、
新世紀を迎える頃、
「河 明生」という本名で日本国籍を取得すると同時に、
日本テコンドー協会(JTA)を創立し、今日に至っております。

このように、著者は、「テコンドー・ライフ」を通じて更生し、
自分が生まれ育った日本および日本人を愛する、
という人生観が涵養された人間です。

したがって、本ネット小説の登場人物による「過激」な表現は、
現在の著者の主義主張や考え等を表しているものではありません。
あくまで私的なフィクションの創作活動ですので、ご理解のほど、よろしくお願いします。